2013年9月24日火曜日

三嶺のさおりが原にいってきた

今日は高野さん(卒論生)の調査で山嶺のさおりが原に行って来ました。
天気も最高!!


ちょっと雲は多めでしたが、降られることなく調査できました。



さてさて、さおりが原を含む剣山系三嶺ではシカの食害がかなりの問題となっています。
林床はご覧のように....
何もありません。


が、防鹿柵の中だけはかろうじて植生が復活してきています。
写真は今シーズン最後のマネキグサ


おっと、シカの気分を満喫中の高野さんに魔の手が....
閉じ込めようとしている...いやいや、防鹿柵のメンテナンスをしているのは福島くん。

今日も無事に楽しく調査を終えることができました。

比嘉

2013年9月23日月曜日

四万十川で第22回渓畔林研究会を開催しました

9月21〜22日に四万十川で第22回渓畔林研究会シンポジウムを開催しました。


日程:
1日目は四万十川源流の不入山渓畔林の観察。四万十川を下りながら蛇行の様子を観察。
2日目はさらに四万十川を下って、入田の河畔林の自然再生事業の現場を観察しました。


研究会直前まで、高知は快晴の日々が続いていましたが、直前になって天気予報が一変...
なにやら怪しい雲行き...

と、ちょっと気を揉みましたが、1日目は雨にも降られることなく、源流の渓畔林をじっくり観察することができました。


写真左手は植生の解説をする石川先生(高知大)、真ん中は鹿児島大学の川西基博博士、右で写真を撮っているのは研究会の会長の崎尾先生(新潟大学)。


コウヤマキの球果と雄花、葉


不入山の渓畔林にて。解説をする川西基博博士(左)。
不入山は川西基博博士の研究の原点(卒論)なのです。


渓畔林の観察の後は、四万十川の流れの蛇行を満喫しながら本日の宿へ。
炎と煙に包まれながら、バーベキューを満喫。



そして本日のメインイベントの研究発表がスタート。
トップバッターはもちろん会長!!
その後も次々と白熱した議論が展開されました。
夜も老けた頃にようやく終了。一日目お疲れ様でした。


二日目は、予報を覆す晴天!!
これは二日目からご参加の〇〇先生の力でしょうか!!


雄大な四万十川の流れを満喫しながら、植物を観察



そして二日目のメインイベント!!
入田の渓畔林の自然再生事業を観察。
ヒガンバナが盛りを迎えていました。
前日の研究発表会でも熱い議論が巻き起こっていましたが、その状況をあらためて観察。
いやはや。なんともはや。

そして無事に二日目も終了。

当初は参加申し込み人数が少なく開催が危ぶまれましたが、最終的には全国各地から17人の方に参加いただきました。参加者の皆様、本当にありがとうございました。。